こんにちは。
現在、社会人4年目の焦るアラサーです。
私は4年前の大学の夏休みに原付で1ヶ月間日本縦断の1人旅をしました。
「せっかくの最後の夏休みに何もしないのはもったいない!何かやり遂げたい!」
「就職活動から解放されて、自由に誰にも縛られない旅をしたい!」
そんな思いをもって旅に出ました。
毎年、夏になると思い出すのですが
結論、「人生で最高の旅の思い出」の1つになっています!
読んでもらいたい人
現在は行動制限も解除され、旅行がしやすい環境になっています。
「せっかくの夏休みに一生残る思い出を作りたい!」
「学生生活の中で何かをやり遂げたい!」
「国内の長期旅行をしてみたい!」
と考えている学生さんにぜひ読んでもらいたい記事になっています。
この記事を読むとわかること
①原付旅行のメリット
②原付旅行の注意点
ルート
ざっくりとしたルートは
島根〜京都(原付)
↓
京都〜北海道(新日本海フェリー)
↓
北海道〜青森(津軽海峡フェリー)
↓
青森〜広島(原付)
↓
広島〜愛媛(原付:しまなみ街道)
↓
徳島〜和歌山(南海フェリー)
といったルートです。
上のルートをみて「あれ?九州は?」と思われた方がいらっしゃるかと思います。
そうなんです。
正確には大学4年には九州以外の日本を原付とフェリーを活用し回りました。
九州は大学2年の夏に屋久島まで原付で訪れたので大学4年の間に縦断を完結させました。
今回の旅では、ざっくりしたルートしか決めて「行きたいところは前日に考えよう👍」という自由気ままをテーマにしていたため訪れたことがない場所を中心に回るようにしました。
コロナ前の夏休みシーズンであったこともあり、各地でお祭りや花火大会が開催され、前日にリサーチしては目的地を決め、寄り道をしながら回るまさに理想的な旅でした。この写真と文章からでもワクワクする人はいるんじゃないでしょうか?
原付旅のメリット
原付で旅をすることのメリット
①費用が抑えられる
②訪れたい場所へアクセスしやすい。
③自分のペースで旅を続けられる
①費用が抑えられる
費用は約25万円
宿泊代 :1泊3,000円×30日=90,000円
ガソリン:1日800円×30日=24,000円
食費 :2,000円×30日=60,000円
フェリー:35,000円(新日本海、津軽海峡、南海)
その他 :40,000円(施設入場料や参加費、駐輪代等)
ざっくりとこんな感じでした。
原付旅の良いところは費用が抑えられるところにあります。
車を利用した場合
『ガソリン代』『駐車代』『フェリーへの積込み代』でそれぞれ原付よりも費用が高くなります。
公共交通機関を利用した場合
青春18きっぷ等はありますが、1ヶ月間乗り継ぎをしながら旅をしていると初乗り運賃も毎回かかって来るため結果的に費用がかかります。
②訪れたい場所へアクセスしやすい
原付の良い特徴として自分でハンドルを握り、小回りの効く移動ができるということです。
原付旅ではその特徴を存分に活かすことができます。
車と比較した場合
細い道を通ることができる
道を間違えた時もすぐに進路変更ができる
観光地で駐輪スペースに停めることができるため混雑を避けながら旅ができます。
公共交通機関と比較した場合
少し上述しましたが、乗り継ぎが不要なため山中や海岸沿いの観光地でも直接近くまでアクセスすることができます。
③自分のペースで旅を続けられる
原付は法定速度が30kmなので時間は確かにかかりますが、のんびり旅をするのにはぴったりです。
速度が遅い分、周りをよく見ることができます。
旅の途中で気になるものが目に入れば、細い路地に入ることもできる、駐輪もしやすい、何せ降りて歩行者扱いになるのは良いですよね。
原付旅の注意点
①時間が必要
②運転に注意
③少し体力と精神力が必要。
①時間が必要
原付の法定速度は時速30kmです。
加えて、高速道路に乗ることができません。
他の交通手段と比較してゆっくりな移動となります。
上述したように私はゆっくり旅ができることもメリットであると考えているのですが、
時間がない方には向いていない旅行手段になります。
②運転に注意
・事故に注意
原付は公道を走る車両の中で最も軽装な車両の1つです。
また、スピードも出ないためバスや大型トラックにもビュンビュン抜かされてしまいます。
私はなるべく道を譲るように心がけていました。
事故に繋がらないためにも無理せず、可能な限り後続車に道を譲りながら運転することが必要です。
譲れないような道では後ろからのプレッシャーを感じながら運転をしていました。
ただ、心の優しい人も多く、譲った時にハザードでお礼をくれる車両があると「いいことしたな、この先も無理せず安全運転でいこう」と心穏やかな気持ちになりました。
一人で旅をしているとちょっとしたことでも嬉しさを感じるんです!
・交通ルールに注意
原付ならではの交通ルールとして2段階右折があります。
ふだん走り慣れていない道を走るので注意が必要です。
私も、旅の途中うっかりしてしまい一度2段階右折に気づかず、違反をしてしまいました、、、
慣れない道とはいえ、安全に気持ちよく旅を続けるためにも自分がいまどんな道を走っているか考えながら運転しましょう。
交通ルールについては原付に限った話ではありませんが、走りなれていない公道を長期間走るので、安全面やルールの面でも注意が必要ですね。
③体力と精神力が必要
原付は生身の体で走るため、気候や環境に大きな影響を受けます。
夏の場合は猛暑でもヘルメットを被って運転します。
対して雨の日はカッパを着て、顔面に雨風を受けながら移動します。
ゲリラ豪雨が起こった際も停車できそうなところまで進む必要があります。
また、トラックやバスの後ろについた際は排気ガスを直接受けてしまいます。
長時間後ろを走っていた際はを顔が真っ黒になりました笑
当時の私は
「体めっちゃ焼けた!」
「雨宿りの時間もトトロみたいでエモいな!
「めっちゃ顔黒い!」
なんて思いながら楽しむことができました。
今思えば、若さゆえの体力や好奇心から来ていたものだと思います笑
大変なこともあるけれど、だからこそ若い学生さんにおすすめする理由でもあります。
まとめ
原付旅行のメリット
①費用が抑えられる。
②訪れたい場所へアクセスしやすい。
③自分のペースで旅を続けられる。
原付旅行の注意点
①時間が必要。
②運転に注意。
③少し体力と精神力が必要。
少しでも夏休みの予定を考えている学生さん、これから日本を旅したい学生さんのためになれば幸いです。
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